ブログ版世界征服若手の会
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アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
ja
2009-03-18T16:59:36+09:00
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ロシアの大地にて モスクワ その13 プーシキン美術館絵画館
プーシキン美術館にはふられたので、別の日にプーシキン美術館の絵画館のほうに行きました。
こちらは主に近代の西洋美術が中心の絵画館です。
通りに面した入口、と見えたものは実は出口でそこからは入れません。右横の小径に入ったところにチケット売り場と入口があります。
最初わから...
プーシキン美術館にはふられたので、別の日にプーシキン美術館の絵画館のほうに行きました。
こちらは主に近代の西洋美術が中心の絵画館です。
通りに面した入口、と見えたものは実は出口でそこからは入れません。右横の小径に入ったところにチケット売り場と入口があります。
最初わからなくてまごまごしていると、中年の女性が案内してくれました。つーか、ロシア語で怒鳴るように喋るので、怒られているのかと思っちゃったよ。
言葉がまったくわからないというのもつらいですね。
貴族の邸宅を美術館にしたものなので、きれいなファサードのついた瀟洒な建物です。
入ってすぐの入口には、彫刻と大きな絵が配置されていて素敵です。
美術館は3階建て。
それぞれの階は細かく部屋がわかれていて、だいたいにおいて作者別に膨大なコレクションが置いてあります。全部で約10万点以上で、エルミタージュに継いで、世界第二位の収蔵量だそう。
実のところこれだけ多いとホント見るだけで大変。
階段のガラス天井を飾るシャンデリアがとても素敵です。装飾的ですが、それでもモダン。
とにかく絵の数が多いので全部見て回るのは大変です。こういう時はさくさく見て、自分の好きな絵だけをじっくり見るという方法で。
このモネ、色彩がいいですね。モネはとにかく点数が多いので、小品から大作までよく見ます。
ゴーギャンもいっぱいありました。ゴーギャンは大作はちょっと油っこいので中品くらいが好きかな。
このシャガールの血のように赤い馬は好きだな
ルソーも大好きな画家です。教科書などでもおなじみのこの絵。こんなところにあったのねえ。
ピカソだと間違ってましたが、コレ、セザンヌでした。(^^;;
ピカソも大量にありましたが、これはいわゆる青の時代のものですね。
私はキュビズムよりこの青の時代が好きで好きで。
それにしても、この絵本当にいいです。写真ではその迫力を上手く伝えられませんが、構図といい色の感じといい、はっとするような絵です。
ずっとその絵の前にたって見ていたい、そんな思いのする一枚です。]]>
モスクワ・サンクトペテルブルグ
2009-03-18T16:59:36+09:00
ありあ
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ロシアの大地にて モスクワ その12 プーシキン美術館
ロシアではほとんどの日をガイドつきのツアーで過ごしましたが、さすがに不自由がつまんなくなってきました。言葉は通じないけれど、地図を片手に地下鉄にのっても大丈夫じゃないかな、と思ってきたんで、実行。
ちなみにモスクワは警官の数が多くて、わりと治安はいいです。まあ、その警官が難物という話し...
ロシアではほとんどの日をガイドつきのツアーで過ごしましたが、さすがに不自由がつまんなくなってきました。言葉は通じないけれど、地図を片手に地下鉄にのっても大丈夫じゃないかな、と思ってきたんで、実行。
ちなみにモスクワは警官の数が多くて、わりと治安はいいです。まあ、その警官が難物という話し(いろいろとコワイ話し)は聞いてはいるんですが。
それでも別に女性の一人歩きはそれほど少なくないので、なんとかなりそう。ちなみに、地下鉄の駅の名前は覚えられないので、キリル文字のまま最初の三文字を覚えるという方法にしました。三文字同じ駅はないので表示を見れば目的地かどうかわかります。
結構乗り換えが多いので、駅を把握することは大事です。ちなみにモスクワの環状線(勝手にモスクワ山手線と命名)は昼間でもものすご〜く混雑していて、本家山の手線にも負けないくらいです。
で、お目当てのプーシキン美術館に行くために、プロポトヤンスキー駅を降りると、レーニン像がどーん、と。ロシア人て銅像大好きですよね。
ま、鳩の遊び場になってますけど。
プーシキン美術館は所蔵品数はエルミタージュの次でヨーロッパの二位という巨大美術館です。ということは、一位も二位もロシアにあるってことですよね。
ギリシャ風の重々しい建物です。
前庭も十分に広くて素敵なのですが…。
中でチケットを買おうとすると、今、展示は見られないのよと言われました。(一応、英語。)コミュニケーションが難しいので、なんの理由で見られないのかは不明。
で、となりの絵画館のほうは開いているからそっちに行きなさいと言われました。
仕方がないので、とにかく外観だけは撮影。
建物の手前に置いてある彫刻も撮影。私だけでなく、同じく観光客と思しい女性も撮影してました。
絵画館に移動しようとしましたが、入口がどうしてもわからず、その横にあるニコライ・リョーリフ美術館に行ってしまいました。ところがこちらは、11時半からしかオープンしないとのこと。
わからずに中に入っていくと怒鳴られました。くすん。ロシア語で書いてあるからわからないんだもん。ま、ロシア語の語調は固いので、本人は怒鳴っているつもりはないのかもしれない。
可哀想に思ったのか、違う人が「こっちゃ、こっちゃ」と案内してくれた先には、東南アジアっぽい仏像が。なんのコレクションだったのだろう。
「ヤポーニィ?」と聞かれて、肯きました。こうやって呆けてるのは日本人だけなんだろうか。(でも、普通の日本人はツアーでしか回らないね。)
お庭だけを楽しんだところで、昼食に会議場に帰らねば。せっかく一念発起で行ったのに、結局のところ大した収穫はなし。
でも、地下鉄の乗り方もわかったし。これからなんとか動けそうです。(といっても時間はあんまりないけどね。)
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-12-27T00:35:20+09:00
ありあ
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ロシアの大地にて モスクワ その11 ツァーリスモ国立美術館
バンケットの会場となったツァーリスモ国立美術館です。
立派な美術館もあり、ロシア人の憩いの場となる広大な庭園もあり、の素敵な場所ですが、なんともアクセスが大変。地下鉄で行けるとの説明でしたが、とてもとても。
日本のガイドブックには載っていない穴場ではあります。
こちらが入口の門です...
立派な美術館もあり、ロシア人の憩いの場となる広大な庭園もあり、の素敵な場所ですが、なんともアクセスが大変。地下鉄で行けるとの説明でしたが、とてもとても。
日本のガイドブックには載っていない穴場ではあります。
こちらが入口の門です。ロシアってやたら門や城壁を赤く塗りたがりますね。赤はロシア語で美しいという意味だそうですから、やはり「赤」には思いいれがあるのかも。社会主義のシンボルになっちゃいましたけど。
中にはいると広大な庭園が続きます。よく整備された花壇が。
美術館にも行きたかったのですが、バンケット会場は別棟。しかも途中交通事故による渋滞で遅れてきたために、ゆっくりと写真を撮る間もありません。
それでもなんとか撮ったケド。
庭園の中央にはやたらに大きな噴水が。これ、ものすごく華やかでした。
で。華やかな噴水のまわりでは、いちゃいちゃしているカップルがたくさん。みんな楽しそー。
バンケットすっぽかして、ここでぼーっとしていたいよね。
中の敷地はこんな感じ。大きな池が分断するかたち。水と木々に囲まれた素敵な公園となっています。美術館には多くのロシア美術があるし。
後ろ髪ひかれながらも、さらに道ははるかに続きます。一番奥にあるエカテリーナ2世の離宮に行かなくちゃならないの。
途中では、まるでシンデレラ城のような、城壁が。(ってそこでシンデレラ城とか、RPGゲームが出てくるところが発想の貧困なわけですが。)
20分くらい園内を歩いたのち現れたのが、このエカテリーナ離宮。ロシアンゴシックの優雅な建物です。
女帝のための離宮ということもあるのか、レース細工のような優美なスタイル。他のロシア建築とはかなり趣を異にしています。
エカテリーナの故郷のプロセインの影響も強いのかもしれません。
宮殿内は思ったほどはごてごてしていません。(イタリアなどだとこれでもかとゴテゴテですが)
直線を利用したインテリアはかなりすっきりとした感じ。とはいえ、使用されているのはすべて大理石。なにげにお金かかってんなあ。
バンケットがはねた後の夜景です。モスクワの夏の夜はいつまでたっても日が沈まないので、夕景に見えますが、これでも午後10時過ぎ。
きれいにライトアップした宮殿がとても素敵です。
そして、午後10時の夕焼けを見つつ、ホテルへと帰りました。
大型バスでの送迎がなければ、とても行けない場所でした。
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-11-27T23:10:39+09:00
ありあ
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ロシアの大地にて モスクワ その10 トレチャコフ美術館
ロシアの誇るロシア美術を集めた美術館、トレチャコフ美術館にも行きました。
ロシアにとて至宝であり、その中味は重要機密なのだそうで、当然のように中での写真は撮影できません。
エルミタージュは撮影料を払えば撮影できるのに、こちらがこのような措置がとられていることを考えると、いかにこの美術...
ロシアの誇るロシア美術を集めた美術館、トレチャコフ美術館にも行きました。
ロシアにとて至宝であり、その中味は重要機密なのだそうで、当然のように中での写真は撮影できません。
エルミタージュは撮影料を払えば撮影できるのに、こちらがこのような措置がとられていることを考えると、いかにこの美術館をロシアが大事にしているかがわかると思います。自国の美術に関してのプライドなのでしょう。
こちらもガイドさんに引き摺られての観賞。途中で、自由に見てもいいですよ、と言われましたが、何故か解散はなく…。(チケットをおさえているのはガイドさんなので、それがないと出られないらしいのです。)
長い長い長い解説を聞きながら、体力勝負。私だけでなく、体力のありそうな白人男性でもくたくたになって呆然としてました。
おまけに冷房がきつくてきつくて。私は幸い上着を手もとから離しませんでしたが、多くの人はクロークに預けて、ガタガタと震えるハメに。
そのような状態で観賞したロシア美術ですが。確かに広範囲にわたる重厚なコレクションでした。普段目にすることは少ないロシア美術は、泰西名画とも、また日本の美術ともまた違った雰囲気。全体に身もフタもない写実が多いです。そこらへんはさすが社会主義の総本山という感じ。
泣いている美しい女の瞳に涙まで描く写実主義…。といった風情です。
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-11-06T02:35:39+09:00
ありあ
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ロシアの大地にて モスクワ その9 雀ヶ丘
エクスカーションで、モスクワ市街が一望できる雀ヶ丘という場所に行きました。真っ平らの大地が続くモスクワの南に位置する丘陵地帯です。
曇天で撮影条件はあまりよくありません。こちらがクレムリンの方向かな。
遠くに科学アカデミーが見えます。
雀ヶ丘もカップルのメッカだそう...
エクスカーションで、モスクワ市街が一望できる雀ヶ丘という場所に行きました。真っ平らの大地が続くモスクワの南に位置する丘陵地帯です。
曇天で撮影条件はあまりよくありません。こちらがクレムリンの方向かな。
遠くに科学アカデミーが見えます。
雀ヶ丘もカップルのメッカだそうですが、私たちが行ったときは午後だったので、残念ながら目にしませんでした。
ちゃんと三脚を使ったわけではないのでずれてはいますが、簡単にパノラマにしてみました。
クリックすると拡がります。
やっぱこう見るとモスクワは広い。広くて…何もない。
アメリカのような摩天楼があるわけじゃないし。東京のようにひたすらビルが続くわけじゃない。発展はまだまだこれからという感じでした。
雀ヶ丘の名物(?)はこの土産物屋さん。マトリョーシカをはじめてとして、とにかくごちゃごちゃとしたチープでキッチュな土産が売っています。
ここでは正規料金などというものはないのにでねぎるのが基本とか。(多分英語でも対応してくれるんじゃないかな?)
マトリョーシカやTシャツなどの定番みやげものに混じって古カメラなどアンティークも売ってました。
ちょっと興味あったんだけどなー。何も買わなかった…。
軍関係からの流出物も一杯売ってました。
ソレ系が好きな軍オタだと目の色を変えるかも。軍の記章やら帽子やら。
ちょっと見そっくりのニセ札なんて剣呑なものも売っていたしね。(日本だと犯罪です。)
背後にはスターリン・クラシック様式も麗しいロシアの最高学府モスクワ大学です。
実はモスクワ大学のすぐ側に滞在していたにもかかわらず、結局モスクワ大学の写真はこれ一枚しか残っていません。(^^;;;(夜間の撮影のは他に一枚あり。)
なんとも迫力のあるかっこいい大学なんですけど、ゆっくり訪問する機会を逸してしまいました。
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-10-17T12:58:59+09:00
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ロシアの大地にて モスクワ その8 赤の広場
クレムリンに行った次は赤の広場です。といっても、こちらは日を変えてエクスカーションで行きました。
ソビエト連邦、そして冷戦時代を知る世代として、「赤の広場」は特別な思いを抱く場所です。
というのも、ソビエト連邦が、革命記念日に軍事パレードを行い、夥しい戦車、戦闘機、ミサイルなどで示威をしたの...
ソビエト連邦、そして冷戦時代を知る世代として、「赤の広場」は特別な思いを抱く場所です。
というのも、ソビエト連邦が、革命記念日に軍事パレードを行い、夥しい戦車、戦闘機、ミサイルなどで示威をしたのが、この広場だからです。
もっとも「赤」は、社会主義を意味するのではなく、古いロシア語で「美しい」という意味を持つのだそうです。
赤の広場に近づくとまず目につくのが聖ワシリー大聖堂です。まるでオモチャがそのまんま巨大化したような、現実感のない聖堂。一番最初に思い出すのは「テトリス」だったりして(^^;;;;
16世紀に「タタールの軛」を脱したことを記念してイワン雷帝が建立したものだそうです。
なお、イワン雷帝は、この聖堂のあまりの美しさに、これを越える聖堂を建てさせないために建設技師の目をつぶしたとか。現代人にはとても理解できない残酷さを持った専制君主のなせるこ。
まー侘びさびを愛する日本人としては、この聖堂のデザインは華やかすぎて。軽すぎるかな。
さて、視線を移すと、ワシリー聖堂の対面は国立歴史博物館。城壁に接しているのがレーニン廟、北側には国立百貨店グームがそれそれ広場を取り囲んでいます。
クレムリンとともに、世界遺産にも登録されています。
とにかくここはロシア観光の中心。観光客が芋の子洗うようにいっぱい。みんなここで写真をとっています。
それにしても、国立百貨店があるとは知らなかった。ソ連崩壊時にはここにも商品がなかったそうですが、現在は西側の文化が溢れているそうです。
そして、これが社会主義の礎。レーニンの眠るレーニン廟です。
ついに、ここでもたれの写真を撮りました。
世界征服、着実にすすんでいる?
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-10-10T01:00:57+09:00
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ロシアの大地にて モスクワ その7 クレムリン
クレムリンです。
クレムリン宮殿というからには、たとえばベルサイユやシェーンブルンのような中世の宮殿がそのまま残っているかと思いきや、何故かクレムリンの中って教会ばかりがあります。
教会の集合体という感じでした。
うーむ。実のところ、ソビエト政権はキリスト教教会を弾圧したわけで。それでも、お膝...
クレムリン宮殿というからには、たとえばベルサイユやシェーンブルンのような中世の宮殿がそのまま残っているかと思いきや、何故かクレムリンの中って教会ばかりがあります。
教会の集合体という感じでした。
うーむ。実のところ、ソビエト政権はキリスト教教会を弾圧したわけで。それでも、お膝元が教会集合体というところが面白いというか、なんというか。
もちろん、ソビエト政権時は教会は教会としての役目を果たしてはおらず、政権崩壊後にはじめてミサなどが許されるようになったようですが…。
これが内部地図です。ガイドさんに連れられて回ったので、位置関係がよく頭に入っていません。
この近代的な建物はクレムリン大会宮殿です。なんともびっくりのミスマッチ。私ははじめここが大統領府かと思っていました。
かつて、ここでソ連の共産党大会とか、中央委員会総会なんかが開かれたそう。真四角のいかにもソ連らしい建物です。
現在は国際会議場や劇場として使われているとのことです。
そしてこちらが本物の大統領府。セキュリティの関係上近づくことができず、遠巻きの写真だけ。
クラシックな宮殿スタイルに、ロシア国旗がはためいています。ここに現在はメドヴェージェフがいます。いるはずです。
ところで首相となったプーチンはどこにいるんでしょうね?
意外なことに、このクレムリンの大統領府とロシア政治中枢とは別のところにあるんだとか。大統領だけ隔離してどうするんだ、という気がしますが、案外、ここは単なるデコイなのかもしれませんね。
クレムリン内部にはよく整備された美しい庭があって、市民の憩いの場となっています。広い上に、美的に配置された花壇がとても印象的でした。
クレムリンの面白観光名所その1は、この「撃てない大砲」です。、1568年に鋳造されたこの大砲は当時としては最大の口径を誇っています。
大きすぎる武器の常として、この大砲は今まで一度も使われたことがなく、無用の長物(?)として、観光名所としての役割を果たしています。多分、大きすぎて動かなかったんじゃないかな?
なにしろ、この大砲、クレムリンを守るほうではなく、大統領府に向けられているのです。
もうひとつの面白観光名所は、「鳴らない鐘」です。高さ6m、重さ200トンという現在でも世界最大の鐘。ロシア人ってホントに世界一が好きだなぁ。
この鐘が鋳造される段階で、鐘にヒビがはいっていまし、一部分が欠け落ちてしまったんだそうです。側においてあるのが、その欠け落ちてしまった部分。
当然、鐘は鳴らず、こちらも単なる観光名所。みんなが記念写真を撮る場所。人が多すぎて中々いい写真が撮れません。
ただなぁ、大きすぎるだけに、とてもじゃないけど、いい音は出そうにありません。
鳴らない鐘の後ろにあるのは、イワン雷帝の鐘楼です。
なんでも、イワン雷帝の頃には、この鐘楼よりも高い建物を造ってはいけなかったのだとか。さすが強権の人。なんでもいっちば〜んなんでしょう。
この鐘楼の中ではちょうど「「サムライ—日本の武家の宝物」展」が行われていました。
なんで、モスクワに行ってまで日本の刀剣や鎧兜を見なくちゃならないのかしらんと思いつつも、入場料にはここの入場金額が入っているからとガイドさんが説明。
彼女としても、ロシアの文物に集中してほしいけれど、と残念そう。
東京国立博物館の所蔵品での「サムライ展」はさすがにいいものが来ていて、それ自体は悪くありません。ロシアの力押しの美術品に比較すると、壊れそうなくらい繊細な日本の美。シンプルな美しさ。ロシアの人たちは楽しんでもらえたでしょうか?
現在のクレムリン観光の中心は、このウスペンスキー大聖堂。大変にロシア正教らしい教会です。日本語にすると生神女就寝大聖堂(しょうしんじょしゅうしんだいせいどう)だそう。ウスペンスキーとはこの大聖堂の固有名詞ではなく、ギリシャ正教にはたくさんのウスペンスキー大聖堂があるんだそうです。生神女(聖母マリア)の永眠を記憶する場所ということらしいです。
クレムリンのウスペンスキー大聖堂の中は、壁といわず円柱といわずすべての場所にイコンとフレスコ画で飾られていて圧倒的な迫力です。残念ながら現在は撮影禁止。
ウィキペディアからの写真へのリンクを貼っておきます。
個人的に気に入ったのが、この聖堂入り口の聖母のフレスコ画。17世紀に描かれたものらしいけれど、美しくも古拙な雰囲気がよいですね。
この後、ロシアが持つ至宝の数々がおさめられた「武器庫」と呼ばれる博物館も見学しました。
しかし、当然ながら撮影禁止。
正直なところ、ここひとつ見るだけでも一日かかるというシロモノで。王冠、法具、銀器、武器から果ては宮廷馬車のコレクションまで。(残念ながら世界一大きなダイヤモンドを展示しているダイヤモンド庫の見学はできませんでしたが。)
これらのコレクションはロシア自体が産み出したものもありますが、各国から献上された貢ぎ物もたくさん。イギリスから贈られたという銀器なんて、ものすごい数です。
内容的には、とにかく無駄に豪華という印象だけが残りました。せっかくの古拙なイコン画を宝飾で飾りまくるセンスは、胸焼けがしそうというか…。
いや、最後のほう、もうクタクタだったんで。こちらのキャパがこの豪華さについていかなかっただけかもしれません。
ロシアはなにもかも体力勝負な場所です。
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-10-01T13:16:16+09:00
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ロシアの大地にて モスクワ その7 ロシア科学アカデミー 内部
このロシアアカデミーは配偶者の国際会議の会議場でした。
入るのにはパスポートチェックがいりますが、私たちは会議の名札をついているので大丈夫。
うーん、警察官が警備しているので安全といえば安全ですが、
内部はこれこの通りきれいにしてあります。でもまあ、端々が錆びていたりと...
このロシアアカデミーは配偶者の国際会議の会議場でした。
入るのにはパスポートチェックがいりますが、私たちは会議の名札をついているので大丈夫。
うーん、警察官が警備しているので安全といえば安全ですが、
内部はこれこの通りきれいにしてあります。でもまあ、端々が錆びていたりとメンテナンスのお金が不足していることも見て取れます。
中央には、北国らしくアトリウムがあって、南国の植物が置いてあります。
いろんなところでこうしたアトリウムをみました。
寒くて厳しい冬のオアシスなのでしょうね。
会議の模様です。
ここで、おおたれさんもちょっとだけ講演してみました。
観客がいないのがちょっと寂しいですね。
ロシア科学アカデミーの前には最初に宇宙へと行った宇宙飛行士ガガーリンの銅像がたっています。
ちゃんと宇宙服姿。
これもまたなんともレトロSFな世界で、私は喜んでいました。
ロシア科学アカデミーでの食事の様子はこちらに。
会議場でビジネスランチ (モスクワ)
ロシア科学アカデミーのアトリウムでのティーブレーク(モスクワ)
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-09-11T01:58:24+09:00
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ロシアの大地にて モスクワ その6 ロシア科学アカデミー 外観
このレトロSFに出てきそうな建物がロシア科学アカデミーです。なんとなく、デストピアSFの舞台のような感じがするのは、ハリウッド製映画の刷り込みってもんでしょう。
さすがに世界で初めて宇宙へでの有人飛行を成功させた国です。宇宙航空学は花形。
この建物はその宇宙航空学のセクション...
このレトロSFに出てきそうな建物がロシア科学アカデミーです。なんとなく、デストピアSFの舞台のような感じがするのは、ハリウッド製映画の刷り込みってもんでしょう。
さすがに世界で初めて宇宙へでの有人飛行を成功させた国です。宇宙航空学は花形。
この建物はその宇宙航空学のセクションのようでした。
うーむ、でかい。
中に入りたかったのですが、なにしろ会議場ですら、内部への立ち入りはパスポートもしくは会議の名札のチェックがあるくらい厳重。
コワイので外から写真を撮っておくだけにしました。
建物は複雑に入り組んで、中には大きな広場みたいになってます。
建った時にはさぞ斬新な建物だったでしょう。
メインの会議場のほうも、このまま宇宙に飛び出ていくんじゃないかと思うくらいの奇抜な感じ。
で、こんなに未来的なのに、何故かヨーロッパ風(?)の彫刻がいっぱい。
なんというか、「2001年宇宙の旅」の「ツァラストラはかくかく語りき」でも聞こえてきそうな大げささです。
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-09-04T00:05:33+09:00
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ロシアの大地にて モスクワ その5 救世主ハリストス大聖堂
モスクワ二日目のツアーは救世主ハリストス大聖堂です。
ハリストスとは、ロシア語のキリストのこと。要するに、救世主キリスト教会ってことですね。
モスクワの中心部にあるモスクワのロシア正教会です。
なんでも、もともと建っていた大聖堂は、ロシア革命時に爆破された挙げ句、ソビエト政権下では...
モスクワ二日目のツアーは救世主ハリストス大聖堂です。
ハリストスとは、ロシア語のキリストのこと。要するに、救世主キリスト教会ってことですね。
モスクワの中心部にあるモスクワのロシア正教会です。
なんでも、もともと建っていた大聖堂は、ロシア革命時に爆破された挙げ句、ソビエト政権下ではプールとして使用されたとか。
ソビエト政権崩壊後、ロシア正教会の復権とともに、再建されたという曰くつきの教会です。
外観の美しい教会で、ランドマークとしてもかなり有名。金色のキューポラが美しいです。
私たちはツアーで行ったので英語のできるガイドさんがついていたのですが、この教会の内部では、教会側のガイドが必ず案内をすることとなっていて、英語のガイドさんはあくまでその通訳としてついてくるという規則になっています。
ということで、私たちは外国語を二回聞くはめに。 _| ̄|○
なお、ロシアの人は本当に規則をよく守ります。その規則自体は外国人から見ると複雑かつ恣意的で、なんともわかりにくいものですが。でもってもし規則がなければやりたい放題、という感じ。
日本が「空気読め」の世界とすると、ロシアは「規則読め」の世界。
ま、外部からみれば「空気読め」の世界のほうが不可思議でしょうね。
それはともかく、教会内部の見学の前に教会の上の回廊に連れて行ってもらえました。そこからは、モスクワ市内が一望できるという素晴らしいロケーション。
キューポラの上に飾られた十字架が、すぐ目の前に見えます。
ゆったりと流れるモスクワ川
左側には玩具のお城のようにカラフルなのはモスクワの象徴、クレムリン。
あそこにロシア大統領がいるのです。
斜め下にはプーシキン美術館があります。
ここは是非いってみたい。
ガイドさんに地下鉄でこの場所に来る方法を尋ねておきました。
教会の中は残念ながら撮影禁止。
かなり新しめなので、フレスコ画もイコンももう少し「時間」の重みに洗われないとね。
ところでここの教会の丸天井には三位一体の図が書いてあります。なんと、父なる神はロシア服着ているおじさん。
その下に、救世主キリストと、精霊の絵が描かれていて。
なんとも具体的な三位一体図。いろんな教会でこういった天井絵は見ましたがここまであからさまというか、リアルというか、父なる神をぼやかしていないのは初めて見ました。
なんというか、ロシア人のセンスって、こういうリアル方向なんですよね。なんでも、記号化し、象徴化してしまう日本人にはいまいちわかりにくいです。
船の上にいるのはピョートル大帝の像です。ピョートル大帝はモスクワからサンクトペテルブルグに都を移した人なので、モスクワでは不人気
この像もモスクワっ子には不評なんだそう。
でも目立ちますよね。
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モスクワ・サンクトペテルブルグ
2008-08-31T23:38:32+09:00
ありあ
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