アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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プーシキン美術館にはふられたので、別の日にプーシキン美術館の絵画館のほうに行きました。
こちらは主に近代の西洋美術が中心の絵画館です。
通りに面した入口、と見えたものは実は出口でそこからは入れません。右横の小径に入ったところにチケット売り場と入口があります。
最初わからなくてまごまごしていると、中年の女性が案内してくれました。つーか、ロシア語で怒鳴るように喋るので、怒られているのかと思っちゃったよ。
言葉がまったくわからないというのもつらいですね。
貴族の邸宅を美術館にしたものなので、きれいなファサードのついた瀟洒な建物です。
入ってすぐの入口には、彫刻と大きな絵が配置されていて素敵です。
美術館は3階建て。
それぞれの階は細かく部屋がわかれていて、だいたいにおいて作者別に膨大なコレクションが置いてあります。全部で約10万点以上で、エルミタージュに継いで、世界第二位の収蔵量だそう。
実のところこれだけ多いとホント見るだけで大変。
階段のガラス天井を飾るシャンデリアがとても素敵です。装飾的ですが、それでもモダン。
とにかく絵の数が多いので全部見て回るのは大変です。こういう時はさくさく見て、自分の好きな絵だけをじっくり見るという方法で。
このモネ、色彩がいいですね。モネはとにかく点数が多いので、小品から大作までよく見ます。
ゴーギャンもいっぱいありました。ゴーギャンは大作はちょっと油っこいので中品くらいが好きかな。
このシャガールの血のように赤い馬は好きだな
ルソーも大好きな画家です。教科書などでもおなじみのこの絵。こんなところにあったのねえ。
ピカソだと間違ってましたが、コレ、セザンヌでした。(^^;;
ピカソも大量にありましたが、これはいわゆる青の時代のものですね。
私はキュビズムよりこの青の時代が好きで好きで。
それにしても、この絵本当にいいです。写真ではその迫力を上手く伝えられませんが、構図といい色の感じといい、はっとするような絵です。
ずっとその絵の前にたって見ていたい、そんな思いのする一枚です。
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ロシアではほとんどの日をガイドつきのツアーで過ごしましたが、さすがに不自由がつまんなくなってきました。言葉は通じないけれど、地図を片手に地下鉄にのっても大丈夫じゃないかな、と思ってきたんで、実行。
ちなみにモスクワは警官の数が多くて、わりと治安はいいです。まあ、その警官が難物という話し(いろいろとコワイ話し)は聞いてはいるんですが。
それでも別に女性の一人歩きはそれほど少なくないので、なんとかなりそう。ちなみに、地下鉄の駅の名前は覚えられないので、キリル文字のまま最初の三文字を覚えるという方法にしました。三文字同じ駅はないので表示を見れば目的地かどうかわかります。
結構乗り換えが多いので、駅を把握することは大事です。ちなみにモスクワの環状線(勝手にモスクワ山手線と命名)は昼間でもものすご〜く混雑していて、本家山の手線にも負けないくらいです。
で、お目当てのプーシキン美術館に行くために、プロポトヤンスキー駅を降りると、レーニン像がどーん、と。ロシア人て銅像大好きですよね。
ま、鳩の遊び場になってますけど。
プーシキン美術館は所蔵品数はエルミタージュの次でヨーロッパの二位という巨大美術館です。ということは、一位も二位もロシアにあるってことですよね。
ギリシャ風の重々しい建物です。
前庭も十分に広くて素敵なのですが…。
中でチケットを買おうとすると、今、展示は見られないのよと言われました。(一応、英語。)コミュニケーションが難しいので、なんの理由で見られないのかは不明。
で、となりの絵画館のほうは開いているからそっちに行きなさいと言われました。
仕方がないので、とにかく外観だけは撮影。
建物の手前に置いてある彫刻も撮影。私だけでなく、同じく観光客と思しい女性も撮影してました。
絵画館に移動しようとしましたが、入口がどうしてもわからず、その横にあるニコライ・リョーリフ美術館に行ってしまいました。ところがこちらは、11時半からしかオープンしないとのこと。
わからずに中に入っていくと怒鳴られました。くすん。ロシア語で書いてあるからわからないんだもん。ま、ロシア語の語調は固いので、本人は怒鳴っているつもりはないのかもしれない。
可哀想に思ったのか、違う人が「こっちゃ、こっちゃ」と案内してくれた先には、東南アジアっぽい仏像が。なんのコレクションだったのだろう。
「ヤポーニィ?」と聞かれて、肯きました。こうやって呆けてるのは日本人だけなんだろうか。(でも、普通の日本人はツアーでしか回らないね。)
お庭だけを楽しんだところで、昼食に会議場に帰らねば。せっかく一念発起で行ったのに、結局のところ大した収穫はなし。
でも、地下鉄の乗り方もわかったし。これからなんとか動けそうです。(といっても時間はあんまりないけどね。)
バンケットの会場となったツァーリスモ国立美術館です。
立派な美術館もあり、ロシア人の憩いの場となる広大な庭園もあり、の素敵な場所ですが、なんともアクセスが大変。地下鉄で行けるとの説明でしたが、とてもとても。
日本のガイドブックには載っていない穴場ではあります。
こちらが入口の門です。ロシアってやたら門や城壁を赤く塗りたがりますね。赤はロシア語で美しいという意味だそうですから、やはり「赤」には思いいれがあるのかも。社会主義のシンボルになっちゃいましたけど。
中にはいると広大な庭園が続きます。よく整備された花壇が。
美術館にも行きたかったのですが、バンケット会場は別棟。しかも途中交通事故による渋滞で遅れてきたために、ゆっくりと写真を撮る間もありません。
それでもなんとか撮ったケド。
庭園の中央にはやたらに大きな噴水が。これ、ものすごく華やかでした。
で。華やかな噴水のまわりでは、いちゃいちゃしているカップルがたくさん。みんな楽しそー。
バンケットすっぽかして、ここでぼーっとしていたいよね。
中の敷地はこんな感じ。大きな池が分断するかたち。水と木々に囲まれた素敵な公園となっています。美術館には多くのロシア美術があるし。
後ろ髪ひかれながらも、さらに道ははるかに続きます。一番奥にあるエカテリーナ2世の離宮に行かなくちゃならないの。
途中では、まるでシンデレラ城のような、城壁が。(ってそこでシンデレラ城とか、RPGゲームが出てくるところが発想の貧困なわけですが。)
20分くらい園内を歩いたのち現れたのが、このエカテリーナ離宮。ロシアンゴシックの優雅な建物です。
女帝のための離宮ということもあるのか、レース細工のような優美なスタイル。他のロシア建築とはかなり趣を異にしています。
エカテリーナの故郷のプロセインの影響も強いのかもしれません。
宮殿内は思ったほどはごてごてしていません。(イタリアなどだとこれでもかとゴテゴテですが)
直線を利用したインテリアはかなりすっきりとした感じ。とはいえ、使用されているのはすべて大理石。なにげにお金かかってんなあ。
バンケットがはねた後の夜景です。モスクワの夏の夜はいつまでたっても日が沈まないので、夕景に見えますが、これでも午後10時過ぎ。
きれいにライトアップした宮殿がとても素敵です。
そして、午後10時の夕焼けを見つつ、ホテルへと帰りました。
大型バスでの送迎がなければ、とても行けない場所でした。
立派な美術館もあり、ロシア人の憩いの場となる広大な庭園もあり、の素敵な場所ですが、なんともアクセスが大変。地下鉄で行けるとの説明でしたが、とてもとても。
日本のガイドブックには載っていない穴場ではあります。
こちらが入口の門です。ロシアってやたら門や城壁を赤く塗りたがりますね。赤はロシア語で美しいという意味だそうですから、やはり「赤」には思いいれがあるのかも。社会主義のシンボルになっちゃいましたけど。
中にはいると広大な庭園が続きます。よく整備された花壇が。
美術館にも行きたかったのですが、バンケット会場は別棟。しかも途中交通事故による渋滞で遅れてきたために、ゆっくりと写真を撮る間もありません。
それでもなんとか撮ったケド。
庭園の中央にはやたらに大きな噴水が。これ、ものすごく華やかでした。
で。華やかな噴水のまわりでは、いちゃいちゃしているカップルがたくさん。みんな楽しそー。
バンケットすっぽかして、ここでぼーっとしていたいよね。
中の敷地はこんな感じ。大きな池が分断するかたち。水と木々に囲まれた素敵な公園となっています。美術館には多くのロシア美術があるし。
後ろ髪ひかれながらも、さらに道ははるかに続きます。一番奥にあるエカテリーナ2世の離宮に行かなくちゃならないの。
途中では、まるでシンデレラ城のような、城壁が。(ってそこでシンデレラ城とか、RPGゲームが出てくるところが発想の貧困なわけですが。)
20分くらい園内を歩いたのち現れたのが、このエカテリーナ離宮。ロシアンゴシックの優雅な建物です。
女帝のための離宮ということもあるのか、レース細工のような優美なスタイル。他のロシア建築とはかなり趣を異にしています。
エカテリーナの故郷のプロセインの影響も強いのかもしれません。
宮殿内は思ったほどはごてごてしていません。(イタリアなどだとこれでもかとゴテゴテですが)
直線を利用したインテリアはかなりすっきりとした感じ。とはいえ、使用されているのはすべて大理石。なにげにお金かかってんなあ。
バンケットがはねた後の夜景です。モスクワの夏の夜はいつまでたっても日が沈まないので、夕景に見えますが、これでも午後10時過ぎ。
きれいにライトアップした宮殿がとても素敵です。
そして、午後10時の夕焼けを見つつ、ホテルへと帰りました。
大型バスでの送迎がなければ、とても行けない場所でした。
ロシアの誇るロシア美術を集めた美術館、トレチャコフ美術館にも行きました。
ロシアにとて至宝であり、その中味は重要機密なのだそうで、当然のように中での写真は撮影できません。
エルミタージュは撮影料を払えば撮影できるのに、こちらがこのような措置がとられていることを考えると、いかにこの美術館をロシアが大事にしているかがわかると思います。自国の美術に関してのプライドなのでしょう。
こちらもガイドさんに引き摺られての観賞。途中で、自由に見てもいいですよ、と言われましたが、何故か解散はなく…。(チケットをおさえているのはガイドさんなので、それがないと出られないらしいのです。)
長い長い長い解説を聞きながら、体力勝負。私だけでなく、体力のありそうな白人男性でもくたくたになって呆然としてました。
おまけに冷房がきつくてきつくて。私は幸い上着を手もとから離しませんでしたが、多くの人はクロークに預けて、ガタガタと震えるハメに。
そのような状態で観賞したロシア美術ですが。確かに広範囲にわたる重厚なコレクションでした。普段目にすることは少ないロシア美術は、泰西名画とも、また日本の美術ともまた違った雰囲気。全体に身もフタもない写実が多いです。そこらへんはさすが社会主義の総本山という感じ。
泣いている美しい女の瞳に涙まで描く写実主義…。といった風情です。
エクスカーションで、モスクワ市街が一望できる雀ヶ丘という場所に行きました。真っ平らの大地が続くモスクワの南に位置する丘陵地帯です。
曇天で撮影条件はあまりよくありません。こちらがクレムリンの方向かな。
遠くに科学アカデミーが見えます。
雀ヶ丘もカップルのメッカだそうですが、私たちが行ったときは午後だったので、残念ながら目にしませんでした。
ちゃんと三脚を使ったわけではないのでずれてはいますが、簡単にパノラマにしてみました。
クリックすると拡がります。
やっぱこう見るとモスクワは広い。広くて…何もない。
アメリカのような摩天楼があるわけじゃないし。東京のようにひたすらビルが続くわけじゃない。発展はまだまだこれからという感じでした。
雀ヶ丘の名物(?)はこの土産物屋さん。マトリョーシカをはじめてとして、とにかくごちゃごちゃとしたチープでキッチュな土産が売っています。
ここでは正規料金などというものはないのにでねぎるのが基本とか。(多分英語でも対応してくれるんじゃないかな?)
マトリョーシカやTシャツなどの定番みやげものに混じって古カメラなどアンティークも売ってました。
ちょっと興味あったんだけどなー。何も買わなかった…。
軍関係からの流出物も一杯売ってました。
ソレ系が好きな軍オタだと目の色を変えるかも。軍の記章やら帽子やら。
ちょっと見そっくりのニセ札なんて剣呑なものも売っていたしね。(日本だと犯罪です。)
背後にはスターリン・クラシック様式も麗しいロシアの最高学府モスクワ大学です。
実はモスクワ大学のすぐ側に滞在していたにもかかわらず、結局モスクワ大学の写真はこれ一枚しか残っていません。(^^;;;(夜間の撮影のは他に一枚あり。)
なんとも迫力のあるかっこいい大学なんですけど、ゆっくり訪問する機会を逸してしまいました。
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