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アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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法輪寺を出た後は法起寺です。
ここまできたら、3つ制覇しなくては。

古墳?

道すがら、古墳らしき小高い丘をみました。
結構風は冷たいんですが、歩いている分にはぽかぽかと暖かく気持ちがいいです。

とはいえ、法起寺までついた時には、結構疲れていて日頃の運動不足を痛感しました。

法起寺

ここが法起寺です。写真撮影不可の看板は出ていたのですが、お寺の方から、自由に撮っていいですよ、と許可をいただきました。
ほっ。

三重塔

法輪寺の三重塔と双子のような塔なのですが、こちらは飛鳥時代のものがそのまま残っていて、世界遺産に指定されています。
とはいえ、法隆寺、法輪寺、法起寺、三つのお寺を併せて、飛鳥斑鳩の里そのものを世界遺産にしてほしいところです。その価値は充分にあるでしょう。

法起寺三重塔

見事なお庭には池があるので、三重塔を池に映してもう一枚。

たれと紅葉

法起寺は、少し丘の上にあるせいでしょうか、庭木が美しく紅葉していました。
三重塔をバックに、紅葉を。

紅葉

池の水をひいた水路があって、落陽が美しく落ちています。

法起寺の前にはバス停があって、本数は少ないのですが、少しだけ待てばそのままJR法隆寺駅まで戻ることができたのですが…。まだミッションは終わっていなかったのです。

ご苦労なことに法隆寺参道まで来た道を戻り、オレノ芋子の写真を撮影しました。



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中宮寺を出た後、創作料理夢違(ゆめたがえ)というギャラリー・カフェで昼食をとりました。
模様はこちら

法輪寺への道

念のために、カフェで法輪寺までの道を尋ねましたが、こんもりとした森に隠れた三重塔はすぐにわかりました。
飛鳥路は建物にものが隠れないのでわかりやすいですね。


法輪寺入り口

本当に真っ青で、雲がひとつもない空です。
山背大兄王の創建ともいわれる、古いお寺は閑かな佇まい。

観光シーズンの土曜日ですが、ここまで足を延ばす人はさほど多くなさそうです。

三重塔

昭和五十年になって再建された三重塔なのですが、そのことを感じさせない品のよいつくりで、まわりとの調和がきちんと考えられています。

金堂

こちらは金堂です。

講堂へ

金堂から講堂への道を。

講堂

講堂には虚空蔵菩薩立像を初めとして、美しい仏像が安置されています。
虚空蔵菩薩は飛鳥時代の一木造り(一本の木を彫り上げた)の仏像。古拙で、柔和な表情が魅力的。胴体に比較して顔と身体が大きく、足が細くなっています。





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法隆寺をでてすぐに中宮寺があります。
この2つは近接していますが別経営なので、中宮寺に入るためには、別途拝観料を払わないといけません。
なかなかツライよね。

中宮寺

中宮寺は残念ながらといってはなんですが、1968年に建てられたという和風の現代建築です。

中宮寺足下

足下は池になっていて、確かに美しい寺ではあるのですが、時間に洗われた法隆寺を見た後には、無粋な物に見えてしまいます。

中にはかの有名な弥勒菩薩像が安置されています。
天寿国曼荼羅は国立博物館のほうにいっているのでレプリカが置いてあります。

せっかくの美しい仏像なのですが、いかんせん少し照明の当て方がまずい。そして、オートリピートしているテープのガイドが、情緒がなくて困ったものです。
もっともこの意見は仏像をあくまで「彫刻の一種」として考える人間のものです。「仏」として信仰の対象ならば、それはそれでいいのかもしれません。

もちの木

境内にあるもちの木。赤い実がとても可愛らしいです。
斑鳩の里には、あちこちにこのもちの木があって、紅葉とともに目を愉しませてくれました。

供えられた花

寺務所は、古いままで。供えられた花の美しさがなんとなく心に残りました。
こちらの風情のほうが好きです。

旧中宮寺跡

建て変わる前の中宮寺の跡も保管されていました。



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法隆寺の名前をとにかくミステリアスで魅力的にしたのは、この「夢殿」の存在でしょう。
開けられることのなかった八角の堂、見たら法隆寺が焼けるという伝説のある門外不出の黄金の秘仏「救世観音」(ぐぜかんのん)
フェノロサと岡倉天心によって、聖徳太子の姿を写したとも言われるこの秘仏は、世にだされました。

でもって、さらに梅原怨霊説によってもさらに有名に(^^;;;;

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夢殿入り口

さて、そういう剣呑な伝説に彩られた夢殿ですが、もちろん、そういうことはなくて、静かな佇まいの美しいお堂です。


夢殿2

ものすごくラッキーなことに、年二回2ヶ月だけの救世観音(ぐぜかんのん)のご開帳があってました。
ただし、内部は暗くて、目をこらしてやっと見えます。ガイドの人が、懐中電灯で照らしてくれました。

子供の頃に見たことがあるのですが、黄金が少し褪色しているような気がしました。うーむ。天平時代の仏像は、顔がのっぺりとしているのが特徴です。救世観音(ぐぜかんのん)はまさしくそんな感じ。

下のほうに、こっそりとたれがいるのはご愛嬌。

伝法堂

横にあるのは伝法堂です。聖武天皇の夫人の住宅を仏堂に改造したものです。

夢殿

さて、もう一枚、境内で黄色くなっている木を透かしての夢殿を。
金色に染まった秋の雰囲気が出ているといいな。

夢殿の木

少し冷たい風がとても気持ちのよい日でした。



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しばし本殿の豪奢さを楽しんだ後は、国宝が眠る大宝蔵院へと進みます。

鏡池

その前に鏡池の前で記念写真をパチリ

鏡池のまえの手洗い

手を清めてもう一枚。
水場も凝っています。

聖霊院

鏡池の前は聖霊院です。
聖徳太子像が安置されているのだそうです。

この聖霊院の横を通って大宝蔵院に行きます。平成10年に作られた法隆寺の数限りない宝物を納めるために作られた建物です。外見こそ周囲に併せて朱色の寺院風ですが、近代的な博物館となっています。

中は勿論撮影禁止。せめて建物でも撮影しておけばよかったんですが。(^^;;;
さっさとカメラをバックになおしちゃったんで…写真がありません。

百済観音

で、ここの目玉が、国宝百済観音です。
(これはもらったしおりをスキャニングしたものです。)

優美な、あまりにも優美なそのお姿。特徴的な宝冠に彩られた顔。すんなりとスレンダーの足下。ひらひらとした裳裾。
ルーブルに貸し出されたことがあり、ヨーロッパでも「女神」と称えられたとか…。
確かに女性的な容姿ではありますが、そういうものを越えた向こう側にある「仏」の美というもの。

その他にも、国宝玉虫厨子など、重文、国宝が一杯でした。

宝蔵院の中は管理がしっかりしていて、それはいいのですが、照明がいまいち暗いです。文化財保護のためかもしれないけれど、少し暗すぎるのでは…。

西院への道

ということで、わりとあっさりと宝蔵院をでて、夢殿に急ぎました。
もう一回くらい回りたかったんだけどなあ。順路を辿っていたら、外にでてしまっていました。



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