アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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オーストリア絵画館ではグスタフ・クリムトの絵をたくさん見ましたが、クリムトといえば、もう一つ忘れてはいけないのが、ゼゼッション(分離派会館)です。
19世紀末、皇帝や貴族の庇護から離れ、これまでとはまったく違う新しい芸術の波を起こそうとした芸術家たちの築いた建物です。
クリムトをはじめとする、「ユーゲントシュティール(アール・ヌーボー)」の花はここから生まれました。
バロック形式の、装飾過剰といっていい建物たちの中で異色を放つこの建物。
誇らしげに、保守派からの分離を宣言しているかのよう。
金色の透かし彫りのドームがシンボルです。
まー、口の悪いウィーンっ子は「金色のキャベツ」と呼んでいるとか
なにはともあれ、目立つ建物であることには間違いありません。
正面の入口の壁には「時代にはその芸術を、芸術にはその自由を」と書かれています。
植木バチまで、ちゃんとクリムト流に渦巻き模様です。
で、カメが支えています。「世界」を顕しているのかな。細部まで凝っていますね。
入口にはメデューサ(?)の顔が
ここらへんはわりと新古典主義が抜けてないかも、などと思いました。
ここで見ることのできる絵はたった一枚。
クリムトのベートーベンの交響曲第九「歓びの歌」をテーマに描いた壁画「ベートーベン・フリース」だけです。
残念ながら地下の壁画は撮影禁止でしたが、個人的にはクリムトの最高傑作ではないかと思える圧倒的な作品です。
この分離派と呼ばれる人たちが、現代美術のターニングポイントとなったことは確かです。
残念ながら「アール・ヌーボー」は廃れていきますが、ここウィーンには、その「アール・ヌーボー」形式がまだ生き残っている希有な地であるようです。
19世紀末、皇帝や貴族の庇護から離れ、これまでとはまったく違う新しい芸術の波を起こそうとした芸術家たちの築いた建物です。
クリムトをはじめとする、「ユーゲントシュティール(アール・ヌーボー)」の花はここから生まれました。
バロック形式の、装飾過剰といっていい建物たちの中で異色を放つこの建物。
誇らしげに、保守派からの分離を宣言しているかのよう。
金色の透かし彫りのドームがシンボルです。
まー、口の悪いウィーンっ子は「金色のキャベツ」と呼んでいるとか
なにはともあれ、目立つ建物であることには間違いありません。
正面の入口の壁には「時代にはその芸術を、芸術にはその自由を」と書かれています。
植木バチまで、ちゃんとクリムト流に渦巻き模様です。
で、カメが支えています。「世界」を顕しているのかな。細部まで凝っていますね。
入口にはメデューサ(?)の顔が
ここらへんはわりと新古典主義が抜けてないかも、などと思いました。
ここで見ることのできる絵はたった一枚。
クリムトのベートーベンの交響曲第九「歓びの歌」をテーマに描いた壁画「ベートーベン・フリース」だけです。
残念ながら地下の壁画は撮影禁止でしたが、個人的にはクリムトの最高傑作ではないかと思える圧倒的な作品です。
この分離派と呼ばれる人たちが、現代美術のターニングポイントとなったことは確かです。
残念ながら「アール・ヌーボー」は廃れていきますが、ここウィーンには、その「アール・ヌーボー」形式がまだ生き残っている希有な地であるようです。
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