アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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奈良公園の鹿を見ながら、春日大社のほうへあるいていくと、鷺池という池にでます。
池に美しい浮見堂があり、それが特徴となっています。
山と池の周りの紅葉と、きれいな借景です。
鷺池をバックにして、うちの家長、おおたれが威張っています。
紅葉は6部目といったところでしょうか。
池の周りでスケッチをしている人もちらほら見かけました。
浮見堂の中には入れます。
たれぱんだふたれも珍しそうにしています。
鷺池の名の通り、鷺がいます。この大きさの写真では、左側の白い点になってしまていますね。
望遠でもう一枚。真っ白な鷺です。優雅な姿を見せています。
奈良での紅葉を自作のスライドショー動画にしまみました。
戻り道には、奈良ホテルの横を通りました。
ホテルといっても、古式ゆかしい日本旅館の面影を残した奈良のフラグシップのホテルです。私は泊まったことがないのですが、去年配偶者はひとりでここに泊まりました。
出張だったので、美しいお庭も充分には楽しめなかったとぶつぶつ言ってましたけど。うらやましいなり。
ということで、撮影だけ。
なお、奈良での食事は酒とバラの日々に掲載しています。
串かつと旨いもんだけの串皇(くしおう)(奈良)
風雅な懐石料理 馬の目(奈良)
奈良カフェを楽しもう。Savas cafe(奈良)
うましうるわしまほろばの国 食菜坊 吉座伝右衛門(奈良)
ネイチャードーナツのFLORESTA(フロレスタ)(奈良)
これで奈良編も終わります。非常に楽しかったし、まだ見てないところもたくさんあるので、また機会があれば行きたいと思っています。
池に美しい浮見堂があり、それが特徴となっています。
山と池の周りの紅葉と、きれいな借景です。
鷺池をバックにして、うちの家長、おおたれが威張っています。
紅葉は6部目といったところでしょうか。
池の周りでスケッチをしている人もちらほら見かけました。
浮見堂の中には入れます。
たれぱんだふたれも珍しそうにしています。
鷺池の名の通り、鷺がいます。この大きさの写真では、左側の白い点になってしまていますね。
望遠でもう一枚。真っ白な鷺です。優雅な姿を見せています。
奈良での紅葉を自作のスライドショー動画にしまみました。
戻り道には、奈良ホテルの横を通りました。
ホテルといっても、古式ゆかしい日本旅館の面影を残した奈良のフラグシップのホテルです。私は泊まったことがないのですが、去年配偶者はひとりでここに泊まりました。
出張だったので、美しいお庭も充分には楽しめなかったとぶつぶつ言ってましたけど。うらやましいなり。
ということで、撮影だけ。
なお、奈良での食事は酒とバラの日々に掲載しています。
串かつと旨いもんだけの串皇(くしおう)(奈良)
風雅な懐石料理 馬の目(奈良)
奈良カフェを楽しもう。Savas cafe(奈良)
うましうるわしまほろばの国 食菜坊 吉座伝右衛門(奈良)
ネイチャードーナツのFLORESTA(フロレスタ)(奈良)
これで奈良編も終わります。非常に楽しかったし、まだ見てないところもたくさんあるので、また機会があれば行きたいと思っています。
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さて、奈良といえば東大寺。
平城の都より、大和朝廷と仏教の威光を全国にしろしめすために作られた、巨大なる黄金造りの盧舎那仏(るしゃなぶつ)が安置する国分寺の総本山。
ということで、まあ、奈良といえばここを見物してから帰るのが定番コース。参道はひとでいっぱい。修学旅行生もいっぱい。変わらないなぁ。
国宝の南大門は宋の建築様式を真似たもの。
ここには、運慶や快慶という二人の天才によってつくられた木像の金剛力士像があります。
誇張された筋肉。いまにも動き出しそうな迫力とリアリズム、日本の仏像彫刻のなかでも、他と一線を画した表現。ギリシャやローマの肉体表現にも似たこの像たちは奈良の仏師たちの手によるものです。
「阿」の形に口を開いた、阿形様。
暗い上に、網がジャマして、まともな写真になりません。というか、肉眼でもなかなか観るのが難しいのです。Wikiの写真のほうが、まだ少しはましかな。
こちら口を閉じた呍形様。
金網を通しても、こちらに伝わってくる仏教の守護者の怒気は、すさまじいものがあります。
中門のところで大仏殿を遠くに望んで、それで満足して帰って来ちゃいました。
人も多いし、大仏、あんまり好きじゃないんで。(あっさり)
仁王様観たら、それで充分なんですよ。
平城の都より、大和朝廷と仏教の威光を全国にしろしめすために作られた、巨大なる黄金造りの盧舎那仏(るしゃなぶつ)が安置する国分寺の総本山。
ということで、まあ、奈良といえばここを見物してから帰るのが定番コース。参道はひとでいっぱい。修学旅行生もいっぱい。変わらないなぁ。
国宝の南大門は宋の建築様式を真似たもの。
ここには、運慶や快慶という二人の天才によってつくられた木像の金剛力士像があります。
誇張された筋肉。いまにも動き出しそうな迫力とリアリズム、日本の仏像彫刻のなかでも、他と一線を画した表現。ギリシャやローマの肉体表現にも似たこの像たちは奈良の仏師たちの手によるものです。
「阿」の形に口を開いた、阿形様。
暗い上に、網がジャマして、まともな写真になりません。というか、肉眼でもなかなか観るのが難しいのです。Wikiの写真のほうが、まだ少しはましかな。
こちら口を閉じた呍形様。
金網を通しても、こちらに伝わってくる仏教の守護者の怒気は、すさまじいものがあります。
中門のところで大仏殿を遠くに望んで、それで満足して帰って来ちゃいました。
人も多いし、大仏、あんまり好きじゃないんで。(あっさり)
仁王様観たら、それで充分なんですよ。
興福寺の下を有名な猿沢池。元は興福寺の放生池だったらしいです。
奈良八景のひとつなのですが、4階だての旅館がジャマだと思います。(泣)
七不思議というか、澄まず濁らず出ず入らず、との言い伝え通り、半濁りのような水です。残念ながら紅葉にはちょっと早い。
近くには采女神社があって、平城の帝の寵姫の采女が、帝の寵愛を失ってこの池に身を投げたという伝説があるそう。采女祭りもこの采女の鎮魂だから、なんかよっぽど酷いことをしたんじゃないだろうか、と勘ぐってしまいます。(^^;;;
興福寺の対岸側から、五重塔を映した景色が一番美しいですね。
近くには見事な紅葉で彩られた「石子詰め」の旧跡があります。
奈良公園の鹿は春日大社の神の使い。これを傷つけた稚児が石子詰めの極刑にされたという伝説があって、ここは死んだ稚児を祀っているんだそうです。
石子詰めって、小石のをつんでの生き埋めですから、なんとも残酷な刑をなしたものです。
「伝説」ということになってはいますが、実際中世には春日大社や興福寺が絶大な権力を握り、鹿の殺害については極刑をしていたという歴史があるのだそう。(江戸時代の中期まで、その影響力は大きかったらしいです。)
傍若無人な鹿に、奈良の庶民はずっと苦しんできたのでしょう。
素知らぬ顔の美しい紅葉の下に、なんとも怖ろしい歴史の闇がひろがっているようです。
奈良八景のひとつなのですが、4階だての旅館がジャマだと思います。(泣)
七不思議というか、澄まず濁らず出ず入らず、との言い伝え通り、半濁りのような水です。残念ながら紅葉にはちょっと早い。
近くには采女神社があって、平城の帝の寵姫の采女が、帝の寵愛を失ってこの池に身を投げたという伝説があるそう。采女祭りもこの采女の鎮魂だから、なんかよっぽど酷いことをしたんじゃないだろうか、と勘ぐってしまいます。(^^;;;
興福寺の対岸側から、五重塔を映した景色が一番美しいですね。
近くには見事な紅葉で彩られた「石子詰め」の旧跡があります。
奈良公園の鹿は春日大社の神の使い。これを傷つけた稚児が石子詰めの極刑にされたという伝説があって、ここは死んだ稚児を祀っているんだそうです。
石子詰めって、小石のをつんでの生き埋めですから、なんとも残酷な刑をなしたものです。
「伝説」ということになってはいますが、実際中世には春日大社や興福寺が絶大な権力を握り、鹿の殺害については極刑をしていたという歴史があるのだそう。(江戸時代の中期まで、その影響力は大きかったらしいです。)
傍若無人な鹿に、奈良の庶民はずっと苦しんできたのでしょう。
素知らぬ顔の美しい紅葉の下に、なんとも怖ろしい歴史の闇がひろがっているようです。
初日を斑鳩を歩いたので、次の日は奈良のホテルの近場をということに。
残念ながら正倉院展は終わっていたので、興福寺の秘仏公開に行くことにしました。
正倉院展の時はとてもじゃないけれどホテルがとれないので、会議は正倉院展の時期をはずしたんだそうです。しょぼん。
めったにない八部衆の勢揃い。阿修羅王像を見られるとあって、はりきって興福寺へ。
こちらが秘仏特別公開のポスター。
ちなみに、国宝館だけなら500円。この秘仏公開と国宝館いっしょの券なら1000円でした。
奈良のシンボルともいうべき興福寺の五重塔。
天平時代に光明皇后によりたてられたオリジナルは失われ、現在の塔は室町時代に再建されたものです。
法隆寺のものと比較すると、裳裾の下に華やかな木組みが使われていますが、金属による装飾などはなし。
すっきりとした美しさをもった塔です。
国宝館では、八部衆、五部浄(ごぶじょう)、沙羯羅(さから)、鳩槃荼(くばんだ)、乾闥婆(けんだつば)、阿修羅(あしゅら)、迦楼羅(かるら)、緊那羅(きんなら)、畢婆迦羅(ひばから)の八体の木像が一挙に見ることができます。
もちろん、華は阿修羅王像。
三面六臂の姿は、西域を思わせる衣装を身に纏い…。他の八部衆たちが武装をしているのに、戦と破壊の神である阿修羅だけが何故か軽装です。
顔は光の当て方によっては穏やかなのですが、憂いを帯びた目は、下からの光を浴びると、瞋恚と怒気を顕わにします。
あー、もう、この美しさを私の筆ではいかんともしがたく…。
また鳥の顔をした迦楼羅(かるら)の造形も面白いし、獣の皮を被って武装した他の神々も、非常に国際的な天平文化を思わせます。
結局私は、この国宝館に2回入ってしまいました。いや、それだけの価値はあります。
なお、必見のJR東海のキャンペーンサイト興福寺
ということで、晴れたり曇ったり。晴れると暖かいのですが、曇るととたん肌寒い…。
これは晴れた時に撮影した五重塔です。
あ、ところで秘仏公開の感想ですか?
再建中の中金堂のための資金集め?などという無礼なコトを持ってしまいました。
ということで、工事中の中金堂です。
残念ながら正倉院展は終わっていたので、興福寺の秘仏公開に行くことにしました。
正倉院展の時はとてもじゃないけれどホテルがとれないので、会議は正倉院展の時期をはずしたんだそうです。しょぼん。
めったにない八部衆の勢揃い。阿修羅王像を見られるとあって、はりきって興福寺へ。
こちらが秘仏特別公開のポスター。
ちなみに、国宝館だけなら500円。この秘仏公開と国宝館いっしょの券なら1000円でした。
奈良のシンボルともいうべき興福寺の五重塔。
天平時代に光明皇后によりたてられたオリジナルは失われ、現在の塔は室町時代に再建されたものです。
法隆寺のものと比較すると、裳裾の下に華やかな木組みが使われていますが、金属による装飾などはなし。
すっきりとした美しさをもった塔です。
国宝館では、八部衆、五部浄(ごぶじょう)、沙羯羅(さから)、鳩槃荼(くばんだ)、乾闥婆(けんだつば)、阿修羅(あしゅら)、迦楼羅(かるら)、緊那羅(きんなら)、畢婆迦羅(ひばから)の八体の木像が一挙に見ることができます。
もちろん、華は阿修羅王像。
三面六臂の姿は、西域を思わせる衣装を身に纏い…。他の八部衆たちが武装をしているのに、戦と破壊の神である阿修羅だけが何故か軽装です。
顔は光の当て方によっては穏やかなのですが、憂いを帯びた目は、下からの光を浴びると、瞋恚と怒気を顕わにします。
あー、もう、この美しさを私の筆ではいかんともしがたく…。
また鳥の顔をした迦楼羅(かるら)の造形も面白いし、獣の皮を被って武装した他の神々も、非常に国際的な天平文化を思わせます。
結局私は、この国宝館に2回入ってしまいました。いや、それだけの価値はあります。
なお、必見のJR東海のキャンペーンサイト興福寺
ということで、晴れたり曇ったり。晴れると暖かいのですが、曇るととたん肌寒い…。
これは晴れた時に撮影した五重塔です。
あ、ところで秘仏公開の感想ですか?
再建中の中金堂のための資金集め?などという無礼なコトを持ってしまいました。
ということで、工事中の中金堂です。
斑鳩の里を歩いていると目にとまるのはたくさんのお地蔵様です。
路傍の石の仏の静謐さは、ガラスケースの向こう側の国宝や重文とはまた別の美しさ、可憐さ。
JR法隆寺駅から法隆寺までの道で見た、穏やかな顔のお地蔵さんです。
中宮寺の裏にも、たくさんの石の仏たちが。
これは法輪寺の近くだったかな。
しかし、もともとはかなり細かい細工だったのではないかと推察されます。
ひとつの石の板に双子のようにある地蔵も。
長年の風雨にさらされ、地蔵であることがやっとわかるくらいのものも。
手向けられた花や前掛けから、お地蔵様が現役で大切にされていることがわかります。
たった一日でしたが、お天気にも恵まれ、飛鳥斑鳩の地を歩くことができたのは幸運でした。
効率重視で、大型の観光バスで通りすぎるだけではなく、歩く速度でいろんなものを見るのもまた楽しいものです。
斑鳩の里歩きを、ガイドにまとめてみました。
路傍の石の仏の静謐さは、ガラスケースの向こう側の国宝や重文とはまた別の美しさ、可憐さ。
JR法隆寺駅から法隆寺までの道で見た、穏やかな顔のお地蔵さんです。
中宮寺の裏にも、たくさんの石の仏たちが。
これは法輪寺の近くだったかな。
しかし、もともとはかなり細かい細工だったのではないかと推察されます。
ひとつの石の板に双子のようにある地蔵も。
長年の風雨にさらされ、地蔵であることがやっとわかるくらいのものも。
手向けられた花や前掛けから、お地蔵様が現役で大切にされていることがわかります。
たった一日でしたが、お天気にも恵まれ、飛鳥斑鳩の地を歩くことができたのは幸運でした。
効率重視で、大型の観光バスで通りすぎるだけではなく、歩く速度でいろんなものを見るのもまた楽しいものです。
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