アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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東京の美術館はかなり充実してきて。地方在住者にとっては羨ましい限り。
せっかく東京に出てきたんだから、美術展のはしごと洒落込みました。
二度目の訪問の国立新美術館。
前回は内部の奇抜さに目を奪われ、外側から撮っていなかったので。今回は忘れずに外に出ました。
メトロから来るので、ついつい忘れるのよね。
奇抜ですが、そこここに「和」の趣を感じます。
障子のようなガラスの使い様。直線の組み合わせを使って曲面を波打たせているところなど。
好き嫌いは別れそうですが、やはり天才の技であることは確かです。
この建物自体が一種の美術品なので、内部の動線なんてのはおざなりになっちゃったんでしょね。
今回は、エコール・ド・パリの画家 モディリアーニの展覧会です。
なで肩で首の長い異様なプロポーションで描くことで、有名な人です。
このなで肩プロポーションは、どうもアフリカ民族芸術に影響を受けた末に、彼が開発した独自のスタイルといった様子。
瞳の光を描きこまないので、どの肖像画もどっか疲れたような幸うすげ。
後年、妻となったジャンヌ・エビュテルヌをモデルにした絵も多いです。
しかし、極私的には、彼女を描いた絵にはあまり魅力を感じません。
彼女という生きた理想に出会ってしまったが故に、絵のもつベクトルがどんどん衰えていっている…ように見えます。
皮肉なことにいっしょに飾られているジャンヌの写真のほうが、もっと精彩を放っている。
ま、どうも二人の結婚生活は幸せなものではなく、
貧困と病気とアルコール中毒、薬物依存などと、お決まりの芸術家病の末に亡くなったみたいです。
またジャンヌも後追い自殺をしたとか。
窓から、遠く桜が見えます。この近くに公園あったっけ?などと呑気な会話をして、そっち方向に行ってみることにしました。
で、そこは公園ではなく、青山墓地でした(笑)。
せっかく東京に出てきたんだから、美術展のはしごと洒落込みました。
二度目の訪問の国立新美術館。
前回は内部の奇抜さに目を奪われ、外側から撮っていなかったので。今回は忘れずに外に出ました。
メトロから来るので、ついつい忘れるのよね。
奇抜ですが、そこここに「和」の趣を感じます。
障子のようなガラスの使い様。直線の組み合わせを使って曲面を波打たせているところなど。
好き嫌いは別れそうですが、やはり天才の技であることは確かです。
この建物自体が一種の美術品なので、内部の動線なんてのはおざなりになっちゃったんでしょね。
今回は、エコール・ド・パリの画家 モディリアーニの展覧会です。
なで肩で首の長い異様なプロポーションで描くことで、有名な人です。
このなで肩プロポーションは、どうもアフリカ民族芸術に影響を受けた末に、彼が開発した独自のスタイルといった様子。
瞳の光を描きこまないので、どの肖像画もどっか疲れたような幸うすげ。
後年、妻となったジャンヌ・エビュテルヌをモデルにした絵も多いです。
しかし、極私的には、彼女を描いた絵にはあまり魅力を感じません。
彼女という生きた理想に出会ってしまったが故に、絵のもつベクトルがどんどん衰えていっている…ように見えます。
皮肉なことにいっしょに飾られているジャンヌの写真のほうが、もっと精彩を放っている。
ま、どうも二人の結婚生活は幸せなものではなく、
貧困と病気とアルコール中毒、薬物依存などと、お決まりの芸術家病の末に亡くなったみたいです。
またジャンヌも後追い自殺をしたとか。
窓から、遠く桜が見えます。この近くに公園あったっけ?などと呑気な会話をして、そっち方向に行ってみることにしました。
で、そこは公園ではなく、青山墓地でした(笑)。
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