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アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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次の目標は六本木ヒルズです。
ただ、青山墓地に行ってしまったがために、六本木ヒルズへはどう行けばよいのかわかりません。横浜在住の友人もいっしょでしたが、彼もヒルズへは行ったことがないのです。
で、どうもヒルズらしき摩天楼が向こうに見えるので、アレを目標に行ったらどうでしょう、という私のアバウトな性格が炸裂します。ヒルズの外観は確かにニュースなんかで見たことはありますが、わりと特徴なくて…。←ニュースに疎い

遠くからみる六本木ヒルズ

ま。ヒルズに辿り着ければそれでいいし。巨大ビルなのでお茶を飲む場所くらいありそうです。
麻布あたりをぶらぶらと。ここらへんは面白そうなレストランが多くて、次回はゆっくりと冒険してみたいです。

「旅行をしたときは、分かれ道はより細い道を選ぶのです。そうすると面白い処に行き着けることがあります。もちろん、その後、道に迷って帰るのに大苦労することが多いんですが。」
と私の旅行スタイルを披瀝すると、
「今年、ありあさんはロシアに行くそうですが、ロシアでその方法はとらないほうがいいでしょうね。」
と不安そうに言われました。

六本木ヒルズ

でも、私たちのカンは間違ってなかったらしく、その高層ビルは六本木ヒルズでした。たまにはちゃんと目的地に行き着けるんです。(えっへん)
悪名高き(?)ITバブルの東京バビロンの象徴ともいうべき摩天楼。
…でも、ま、期待したより、あんまり大きくないな。

六本木ヒルズまぢか

広角でないデジカメだとここらへんが精一杯。
16:9のワイドに撮れる広角デジカメの友人の写真だと、バーンと大迫力で撮れるんですけどね。
悔しい。

エレベーターで上に

一端下に降りて、エレベーターで上がっていきます。

大蜘蛛が!

上に上がると、巨大蜘蛛のオブジェが、観光客と思しき人々を襲っていました。平和な街は為す術もなく殺戮の舞台と化し、誰もが地球全体の危機を予感したのだった・・・てな感じ?
友人はリアル「THE 地球防衛軍」といって喜んでましたが…。
特撮魂を感じるオブジェに二人で満足しました。

森アートミュージアム

さて、目的は、六本木ヒルズ森タワー35Fの森美術館へ。
ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展に行きました。
残念ながら3/30で終わってしまってますが、ボルドーの有名シャトー、シャトー・ムートンの歴代のワインラベルとその原画とを一同に集めたという興味深い展覧会です。
そ、かの有名な金融一族ロスチャイルド家所有の有名シャトーですね。
何故ロスチャイルド家がボルドーに最高のワインシャトーを持つにいたったか、という話しはこの↓本に詳しいです。

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ロートシルト展

とにもかくにも中身は、シャトー・ムートン。ある意味、酒のカタチをした文化といっても過言ではなく…。
そしてそのラベルにピカソ、シャガール、ミロ、ウォーホル、キース・ヘリングなど名だたるアーティストたちが絵が競う。いやー贅沢。

ラベルという限定された大きさの中に、「ワインを飲む喜び」といった一定の主題で、画家たちが競っているのを見るのは圧巻です。
(ただし、ピカソの絵だけちょっと大きいのです(笑)。
もしかしたら巨匠の絵には誰も文句が言えなくて、ラベルのほうをリデザインしたのかも(^^;;;;)

花の庭

残念ながらお天気は崩れてきたのですが、なかなか面白かったです。

六本木アートトライアングル(国立新美術館、森美術館、サントリー美術館)の3つのうち2つを制覇したので、次にはサントリー美術館にも行ってみたいです。

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東京の美術館はかなり充実してきて。地方在住者にとっては羨ましい限り。
せっかく東京に出てきたんだから、美術展のはしごと洒落込みました。

新国立博物館

二度目の訪問の国立新美術館。
前回は内部の奇抜さに目を奪われ、外側から撮っていなかったので。今回は忘れずに外に出ました。
メトロから来るので、ついつい忘れるのよね。

新国立博物館2

奇抜ですが、そこここに「和」の趣を感じます。
障子のようなガラスの使い様。直線の組み合わせを使って曲面を波打たせているところなど。
好き嫌いは別れそうですが、やはり天才の技であることは確かです。
この建物自体が一種の美術品なので、内部の動線なんてのはおざなりになっちゃったんでしょね。

モディリアーニ展1

今回は、エコール・ド・パリの画家 モディリアーニの展覧会です。
なで肩で首の長い異様なプロポーションで描くことで、有名な人です。

このなで肩プロポーションは、どうもアフリカ民族芸術に影響を受けた末に、彼が開発した独自のスタイルといった様子。
瞳の光を描きこまないので、どの肖像画もどっか疲れたような幸うすげ。

モディリアーニ展2

後年、妻となったジャンヌ・エビュテルヌをモデルにした絵も多いです。
しかし、極私的には、彼女を描いた絵にはあまり魅力を感じません。
彼女という生きた理想に出会ってしまったが故に、絵のもつベクトルがどんどん衰えていっている…ように見えます。
皮肉なことにいっしょに飾られているジャンヌの写真のほうが、もっと精彩を放っている。

モディリアーニ展3

ま、どうも二人の結婚生活は幸せなものではなく、
貧困と病気とアルコール中毒、薬物依存などと、お決まりの芸術家病の末に亡くなったみたいです。
またジャンヌも後追い自殺をしたとか。

窓から見た風景

窓から、遠く桜が見えます。この近くに公園あったっけ?などと呑気な会話をして、そっち方向に行ってみることにしました。
で、そこは公園ではなく、青山墓地でした(笑)。





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ビーナスの美麗なお姿を眺めるつもりが、目の前の桜に誘惑されて、桜回廊を行くと先に上野の国立博物館が見えてきます。
呑気なことに、ここで「薬師寺展」をやっていることをすっかり失念していました。

桜満開の回廊2

平安遷都1300年記念で、初めて薬師寺を出た、国宝の日光月光菩薩。そういえば新聞でみてたんでした。
こっちを見逃すわけにはいかずということで、薬師寺展を観てきました。

薬師寺展

奈良薬師寺。天武天皇により建設された、平城京のシンボルとでもいうべき名刹。
ちなみに、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
薬師の名の通り、皇后の病気平癒を願って創建されたものです。

私は子供の頃に行ったことがあって、再建された西塔をあまり見たいと思わなかったので再訪をしていません。

もちろん、西塔が厳密な時代考証をもとに現代の仏教建築として、ありあまる資源と人の努力のもとに創られたことはよくわかるのですが…。

西塔跡の本柱の窪みに水をたたえ、そこに残った東塔の水煙を写して、西塔のかわりとした欠落の美学。これに心酔してしまったが故に、平成の世の絢爛豪奢な西塔は、まるで「ミロのビーナス」に腕をとりつけてしまったかのような違和感を感じるのです。

まあ、後100年くらい置いておけば、東塔と西塔とバランスをとって侘びさびの世界に戻ってくれるのでしょう。

とはいえ、あまり偏屈なことを言わずに、変わらぬ日光菩薩と月光菩薩の美の極まりを楽しめばよいわけで。次に奈良を訪問することがあれば、訪問してみることにします。

薬師寺展2

さて、この薬師寺展。新聞によればはじめて日光菩薩と月光菩薩が光背をはずし、通常は見ることのできない背面までを見ることができるとか。
これは嬉しいです。彫刻というものは、できれば360度角度を変えて見たいもの。
まあ、仏として敬うことと、美の化身として愛でることとは別もの、ということを顕しているような気がします。

中でも、聖観音菩薩立像の背面の飾りが意匠を凝らしているのにはびっくり。シルクロードのはるか彼方、インドやペルシャの影響でしょう。裳裾の優雅さといい、凝りに凝ったアクセサリーといい眼福、眼福。

目玉の日光、月光も、聖観音像と同様背後まで見られる上に、薬師寺では絶対に無理な近場まで寄ることができます。
薬師如来を守る菩薩として、対称に並ぶそのお姿は、優雅な曲線を描き、仄かな色気さえ感じる美しさ。
計算され尽くした照明が、その美を立体的に見せてくれます。この妙技というべき照明の配置はお寺では無理。薬師寺展として初めて薬師寺を出した甲斐があったというべきでしょう。

てゆーか、東京の人は絶対に見にいくべき。

博物館で花見を

桜は、上野の森だけではなく、博物館の庭にもあるらしく、博物館で花見をの看板が。
うーん、今日は本当に贅沢極まりないな。

美術館の中から

博物館の大きなガラス窓から見る桜は、まるで一服の日本画のよう。
逆光で手前が真っ暗になるのを含めて、美しい風景でした。




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国立新美術館は、常設展を持たず、企画展が主だそうです。 展示室だけはものすごい数あるんだそう。
残念ながらフェルメール展の他はあまり目をひく展示はありませんでした。
今のところ、この建物自体が、一種の展示なのかもしれません。

 展示室

こういった展示室が10以上あるんだそう。

 フェルメール展
そしてフェルメール。

 フェルメールの画を見ていると、キャンバス地に絵の具を塗ったものに何故美を感じるか?ということを問い直される気がします。

 手をのばせばその重ささえ感じるのではないかと思わせるパン、一筋となってしたたり落ちるミルク。

働くことの威厳に満ちた、言い換えれば美しいだけの女ではない人の一瞬を切り取った画です。

鮮やかでありながら、光を充分に意識した落ち着いた色彩。
そして、簡素でかつ奥行きを感じさせるバック。

外国の巨大美術館でゆったりと見るのもいいけれど、十全にライトを計算尽くして、最高の状態での絵を愉しむことができる日本の企画展もまた別の趣があります。
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フェルメール展の前に、国立新美術館の箱のほうを(なかなかフェルメールに辿り着かないぞ)

 日本を代表する巨大美術館を、ということで、鳴り物入りでの黒川紀章デザインです。
奇をてらっていることだけは確か。

などと言っていてら、この記事を上げる前に黒川紀章がお亡くなりになってしまいました。
なんとなくシンクロニティ。
これだけの斬新なものを仕上げる力量を持つ人はそうそうはいないので、惜しまれます。

 波形の窓

波形の大きな窓です。

 館内3

まるで宇宙船かなにかのような、円錐にはカフェやレストランが入っています。
 館内5

絵に描いたような近未来、という感じ。
そのわりにLANがきちっと設備されていないという噂も。LANを利用した現代芸術の展示がやりにくいらしいです。
 今からならば、無線LANいや、いっそPLC入れちゃえばいいじゃん。

 光とコンクリート

光が窓から入ると波の影が打ち出しのコンクリートに写って、美しかったです。
 ガラスとコンクリートと光と。これを見せるためのからくりのような気がします。

上から


上階から下を見下ろして。
 館内6

人の動線をかなり無視しているという批判もあって。 私が行ったときは平日なので、比較的人が少なく、そういった混雑で悩まされることはなかったんだけど…。 でも東京だもんなぁ。土日の混雑はものすごいだろうな。


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