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アメリカ、ヨーロッパ、国内と、デジカメ片手に「たれぱんだ」といっしょに旅行しています。
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さて、ウィーン旅行記に戻ります。

美術史美術館の企画展は、ハプスブルグ皇帝の象牙フィギュアコレクションでした。
写真だとわかりにくいですが、この像は大体50cmくらいの高さです。
もう、その細工の細かいこと、細かいこと…。

象牙の像2

ギリシャ神話などに題材をとってます。これは月桂樹に変身するダフネかな

象牙の像1

こちらは、大天使ミカエルかも。
踏んづけているところは、ちょっと仁王様みたい(笑)

こういった像が数え切れないほどに展示されています。
一個くらい持って帰って飾りたい(^^

っていうか、海洋堂さん、レプリカ作ってください。お願いします。

象牙の像3

細かい細工の船。
ローマのガレー船でしょうか

象牙の像4

王の像でしょうかね

それにしても、これだけの象牙…。
たとえバロック時代の物とはいえ、当時ですらものすごい富。

ハプスブルグは「太陽の沈まぬ帝国」と呼ばれましたが、その富の集積たるや…。
我々の想像の上を行きそうです。

象牙の置物

いつまでも、この美術史博物館で遊んでいたかったのですが、この日は夕方からレセプションがあったために、3時くらいに出ることになりました。
なので、絵画コレクションも見てないのがありそうだったし、エジプトコレクションも残念ながら断念しました。

レセプションパーティは、ウィーン市からの招待で市庁舎でありました。
その模様は酒とバラの日々 市庁舎での歓迎会にて


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奈良公園の鹿を見ながら、春日大社のほうへあるいていくと、鷺池という池にでます。


浮見堂と鷺池

池に美しい浮見堂があり、それが特徴となっています。
山と池の周りの紅葉と、きれいな借景です。

浮見堂と鷺池2

鷺池をバックにして、うちの家長、おおたれが威張っています。

紅葉


紅葉は6部目といったところでしょうか。
池の周りでスケッチをしている人もちらほら見かけました。

浮見堂の中から

浮見堂の中には入れます。
たれぱんだふたれも珍しそうにしています。

鷺池の鷺

鷺池の名の通り、鷺がいます。この大きさの写真では、左側の白い点になってしまていますね。

鷺池の鷺(望遠)

望遠でもう一枚。真っ白な鷺です。優雅な姿を見せています。

奈良での紅葉を自作のスライドショー動画にしまみました。





戻り道には、奈良ホテルの横を通りました。
ホテルといっても、古式ゆかしい日本旅館の面影を残した奈良のフラグシップのホテルです。私は泊まったことがないのですが、去年配偶者はひとりでここに泊まりました。
奈良ホテル

出張だったので、美しいお庭も充分には楽しめなかったとぶつぶつ言ってましたけど。うらやましいなり。
ということで、撮影だけ。

なお、奈良での食事は酒とバラの日々に掲載しています。
串かつと旨いもんだけの串皇(くしおう)(奈良)

風雅な懐石料理 馬の目(奈良)

奈良カフェを楽しもう。Savas cafe(奈良)

うましうるわしまほろばの国 食菜坊 吉座伝右衛門(奈良)


ネイチャードーナツのFLORESTA(フロレスタ)(奈良)


これで奈良編も終わります。非常に楽しかったし、まだ見てないところもたくさんあるので、また機会があれば行きたいと思っています。



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中国から来た研究者の同僚を家にお招きした時の話です。
くるなり彼は新聞紙にくるんだ塊をにこにことしながら
私の手におしつけました。

…おみやげらしいのです。

で、そっとその新聞紙をとってみると、
なんと、きれいな唐三彩の陶馬でした。

陶馬

こういったものを評価する目のない私には
これがどのくらい貴重なものなのか、わかりません。

しかし、中国展などで見る陶馬に
これほど生き生きした馬を活写したものを見ることがないので…。
我が家では、大切な家宝になりました。

もっとも新聞紙にくるまれた家宝として、笑い話つきですが。

一昨年の地震でも割れることなく生き残ってくれて本当によかったです。



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さて、奈良といえば東大寺。

平城の都より、大和朝廷と仏教の威光を全国にしろしめすために作られた、巨大なる黄金造りの盧舎那仏(るしゃなぶつ)が安置する国分寺の総本山。

ということで、まあ、奈良といえばここを見物してから帰るのが定番コース。参道はひとでいっぱい。修学旅行生もいっぱい。変わらないなぁ。

南大門

国宝の南大門は宋の建築様式を真似たもの。
ここには、運慶や快慶という二人の天才によってつくられた木像の金剛力士像があります。

誇張された筋肉。いまにも動き出しそうな迫力とリアリズム、日本の仏像彫刻のなかでも、他と一線を画した表現。ギリシャやローマの肉体表現にも似たこの像たちは奈良の仏師たちの手によるものです。

金剛力士像 阿

「阿」の形に口を開いた、阿形様。
暗い上に、網がジャマして、まともな写真になりません。というか、肉眼でもなかなか観るのが難しいのです。Wikiの写真のほうが、まだ少しはましかな。

金剛力士像 呍

こちら口を閉じた呍形様。
金網を通しても、こちらに伝わってくる仏教の守護者の怒気は、すさまじいものがあります。


大仏殿

中門のところで大仏殿を遠くに望んで、それで満足して帰って来ちゃいました。
人も多いし、大仏、あんまり好きじゃないんで。(あっさり)
仁王様観たら、それで充分なんですよ。




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興福寺の下を有名な猿沢池。元は興福寺の放生池だったらしいです。

猿沢の池1

奈良八景のひとつなのですが、4階だての旅館がジャマだと思います。(泣)

猿沢の池説明

七不思議というか、澄まず濁らず出ず入らず、との言い伝え通り、半濁りのような水です。残念ながら紅葉にはちょっと早い。


采女伝説

近くには采女神社があって、平城の帝の寵姫の采女が、帝の寵愛を失ってこの池に身を投げたという伝説があるそう。采女祭りもこの采女の鎮魂だから、なんかよっぽど酷いことをしたんじゃないだろうか、と勘ぐってしまいます。(^^;;;

五重塔が見えます

興福寺の対岸側から、五重塔を映した景色が一番美しいですね。

石子詰め

近くには見事な紅葉で彩られた「石子詰め」の旧跡があります。
奈良公園の鹿は春日大社の神の使い。これを傷つけた稚児が石子詰めの極刑にされたという伝説があって、ここは死んだ稚児を祀っているんだそうです。
石子詰めって、小石のをつんでの生き埋めですから、なんとも残酷な刑をなしたものです。

「伝説」ということになってはいますが、実際中世には春日大社や興福寺が絶大な権力を握り、鹿の殺害については極刑をしていたという歴史があるのだそう。(江戸時代の中期まで、その影響力は大きかったらしいです。)
傍若無人な鹿に、奈良の庶民はずっと苦しんできたのでしょう。

素知らぬ顔の美しい紅葉の下に、なんとも怖ろしい歴史の闇がひろがっているようです。



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